皇帝ダリア(こうていだりあ) ・ 寒木瓜(かんぼけ)
●皇帝ダリア(こうていだりあ)
晩秋~初冬の花。花色はピンク、紫など。
皇帝ダリアの花名は学名の「Dahlia imperialis(皇帝のダリア)」からで、空にそびえ立つ威厳ある花姿に由来します。
皇帝ダリアは丈が3~4mにもなります。花はピンク色で直径約20㎝の大輪が茎の頂上につけます。晩秋のころ、空にそびえて立つ姿は見事です。
旬の季節は晩秋~初冬、開花時期は11月~12月。
花言葉の「乙女の真心」「乙女の純潔」は、まっすぐ天高く伸びて、秋の青空にやさしく澄んだピンク色の花を咲かす姿にちなむともいわれます。
●寒木瓜(かんぼけ)
ボケ(木瓜)は、春に赤や白の花を咲かせる花木で、平安時代の頃から日本人に親しまれています。
3~5月に赤、白、ピンク、オレンジの花を咲かせますが、11月頃から花が咲き始めるものもあり、春に咲くものと区別して「寒木瓜」と呼ばれています。
また、花後の9~10月には青い実をつけます。
実は香りがよく、果実酒やジャムが作って楽しむことができます。