豚菜(ぶたな) ・ 大蔓穂(おおつるぼ)
●豚菜(ぶたな)(たんぽぽもどき)
豚菜は、背丈があり茎は細め、スッキリした感じです。景色にも映え、原っぱを楽しくしてくれる花です。
フランスでは「豚のサラダ」と呼ばれており、「豚菜」と名がついたそうです。茎の先に花径3センチから4センチの舌状花だけからなる頭花をつけます。
舌状花は黄色で、遠くから見ると蒲公英(タンポポ)のように見えます。
ただし、タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花をつけますが、豚菜(ブタナ)は花茎が枝分かれして複数の頭花をつけます。
花言葉は、「最後の恋」。開花時期は、6~9月。
●大蔓穂(おおつるぼ)
別名をツリガネズイセン(釣り鐘水仙)といいます。日本では大蔓穂と言った名前が付いており、南ヨーロッパ、北アフリカが原産地。
つぼみは個々のつぼみが集まった楕円形をしており、下のほうより咲き始め、沢山の花が釣り鐘状になります。
花色は青紫色。開花時期は、4月~6月。
花言葉は、「多感な心」「辛抱強さ」。