花梨の実(かりん) ・ 山法師(やまぼうし)
いつもは早くても5月から7月に実を付けますが、今年はどうゆう訳か4月末に実を付けました。
●花梨(かりん)
カリンは3月~5月ごろに淡いピンク色の花を咲かせ、果実は10月~11月ごろに熟します。
果実は芳香を放ち、果実に含まれる成分(カリンポリフェノール)はのどの炎症をしずめるとされ、のど飴にも多く配合されています。
和名のカリンは、その木目がフタバガキ科の花櫚(かりん)に似ていることに由来するともいわれます。
なお、かつてカリンはボケ属(Chaenomeles)に分類されていましたが、現在はカリン属(カリンのみの1属1種)とされます。
春の花(果実は秋)。花色はピンク、白。開花時期は3月~5月、熟果期は10月~11月。花言葉の「豊麗」は、春に淡く美しいピンク色の花を豊かに咲かせることにちなむといわれます。
●山法師(やまぼうし)
山法師は古風な名前にぴったりな真っ白い花をつける樹木です。この落ち着いた白い花型えおしています。
総苞片が見られるのは5~7月頃で、先端の尖った花のような総苞片を4枚広げ、その中心に黄緑色の小さな花が球状に集合しています。
9月頃には実が赤く熟し、その後11月上旬頃には紅葉を楽しむことができます。
花言葉は、「友情」。開花時期は、5~7月。