長実雛芥子(ながみひなげし) ・ 藪手毬(やぶてまり)
●長実雛芥子(ながみひなげし)
(学名:Papaver dubium)は日本では長実雛芥子、長実雛罌粟と言った名前が付いており、ヨーロッパが原産地となっています。
赤色もしくはオレンジ色の花びらを4枚ほど咲かせ、高さが20~60cmほどまで育ちます。ヒナゲシによく似ており、多いもので1株約15万個の種を実らせ、繁殖力や生命力から、雑草のように各地に広がっています。
花色は、紅色、オレンジ色。帰化植物として日本では自生しています。
花言葉は、「誘惑」。開花時期は、4~5月。
●藪手毬(やぶてまり)
ヤブデマリはスイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木です。花は枝先に散形花序を出し、花の真ん中には5mmくらいの黄色い両性花が集まります。
その周りを花径3~4cmの5つに裂けた白い装飾花が取り巻き、その装飾花の裂片のうちの1~2枚が極端に小さいユニークな形をしています。
開花時期は5~6月。夏に赤い実をつけ、秋には黒紫色に熟します。