車輪梅(しゃりんばい) ・ 棕櫚の花(しゅろ) ・芋片喰(いもかたばみ)
車輪梅(しゃしんばい)
5月に、光沢のある濃い緑色の葉や枝先を埋めつくすように、白い小さな花がいっせいに咲き、秋になると少し粉をふいたような黒紫色に熟した実がたくさんなります。
紅花車輪梅はインディカとシャリンバイの交雑種のうち、ピンク色の花を咲かせる品種を呼ぶそうです。
花言葉の「愛の告白」は、ベニバナシャリンバイの車輪状についた葉の中央の花房がピンクの花束を差し出しているように見えるところからつけられたそうです。
棕櫚の花(しゅろ)
晩春から初夏に、まっすぐ伸びた円柱形の幹先に数十枚の葉を広げ、深い切れ込みの入った扇状の葉の間から伸びた花枝に、淡黄色の花が密集して咲き、晩秋に実が房になって黒く熟します。
大きな熊手のような形の葉と、独特の樹型が好まれ、公園や庭園において「装飾樹」として植えられています。幹の繊維は堅い為、紐やタワシとして利用されます。
花色は、淡黄色(雌花)。花言葉は、「勝利」「不変の友情」。
開花時期は、5~6月。
芋片喰(いもかたばみ)
花茎の先に十数個の花が散形につき花弁は5枚、花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入り花の真ん中も濃い紅色をしています。おしべのやくが、ムラサキカタバミは白ですが、イモカタバミは黄色です。
開花時期は4~9月。
カタバミ全般の花言葉は、「喜び」「輝く心」。