浮釣木(うきつりぼく) ・ 野茨(のいばら) ・ 水木の花(みずき)
●浮釣木(うきつりぼく)
今年も緑の葉に映える赤と黄のコントラストが美しいう浮釣木を撮影できました。好きな花です。
別名はチロリアンランプ。春から秋まで、細い茎の葉のわきから垂れさがる長い花柄に5稜形の萼が赤く色づきふくらむと、おしべとめしべの花柱が飛び出した黄色い花が咲きます。
花の名は、釣りの浮きが浮いているように見える花の姿から名づけられたようです。
花言葉「さまざまな愛」。
開花時期は、6~10月。
●野茨(のいばら)
散策路の河川敷に野茨が咲いていました。なかなか渋いです。
晩春から初夏に、よく枝分かれして羽状の葉(奇数羽状複葉)を茂らせた枝先に、ほのかに香る白い5弁の小さな花が房状に咲き、秋に赤く熟した丸い実をつけます。
花言葉の「素朴な愛」は、八重咲きの大輪の華やかなバラに比べて野生のままで昔から変わらない一重の花の姿から、つけられています。
開花時期は4月~6月。
●水木の花(みずき)
ミズキは枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花を密生させます。花弁は4枚で、雄しべも4本であります。花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟します。
和名の由来は、樹液が多くて春先に枝を折ると水が滴り落ちることからきています。ミズキ科ミズキ属の落葉高木で原産地は日本、東南アジア。花色は白。
花言葉は、「忍耐」。
開花時期は、4~6月。