雪柳(ゆきやなぎ) ・ 桃の花(もものはな)
●雪柳(ゆきやなぎ)
枝いっぱいに小さな白い花を咲かせる雪柳。早春の3~5月、春を告げるように開花期を迎えます。
一度咲くと、2~3週間の長い間花を楽しむことができます。
名前から冬の花と思われがちですが、桜やチューリップとともに春の訪れを告げてくれる花の1つとなっています。その美しさから切り花としても古くから親しまれてきました。
小さく可憐な白い花にちなんで、花言葉は「愛らしさ」。
花色は、白、ピンク。開花時期は、3~5月。
●桃の花(もも)
梅の花が終わる頃、桜とともに咲き始める桃の花。
の名称の由来は諸説ありますが、たくさんの実がなることから「百(もも)」が果実の名前になったという説や実が赤いので「燃実(もえみ)」が転じたとする説もあります。
桃の国原産は中国ですが、日本への渡来はかなり古く、弥生時代の出土品の中からモモの種子が見つかっています。中国では桃には不老長寿を与え、邪気を払う神聖な力があると信じられていました。
日本でも古くから鬼や悪魔を退散させる魔除けの力があるとされ、女の子の成長と幸福を願う行事として、桃の節句が広まったともいわれます。
花言葉は、「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」。
開花時期は、3~4月。