花韮(はなにら) ・ 木瓜(ぼけ)
●花韮(はなにら)
花韮の花はとても美しく小さなお花が特徴です。
花びらの色は白と青、種類によっては紫やピンク色、野花に近いハナニラであれば、深い青色のような種類があるのもあります。また、花の形は星形のような花びらの葉先が尖っているのが特徴です。
また、春(3~4月頃)に花を咲かせることから英語で「Spring Star Flower」とも呼ばれています。
また葉がニラの葉の形に似ていて、球根の香りや、葉や茎を折った時にニラに似た強い匂いがすることから「花韮」と名づけられたそうです。
青い筋の入った白い花の色に、物悲しさを感じることから「悲しい別れ」という花言葉や、あまり世話をせず放っておいてもしっかりと育つため「耐える愛」という花言葉がつけられたようです。
開花時期は3月~5月。
●木瓜の花(ぼけのはな) 緋木瓜・更紗木瓜・木瓜
木瓜は3~5月に赤、白、ピンク、オレンジの花を咲かせます。
11月頃から花が咲き始めるものもあり、春に咲くものと区別して「寒木瓜」と呼ばれています。
また、花後の9~10月には青い実をつけます。実は香りがよく、果実酒やジャムが作って楽しむことができます。
たくさんの花言葉をもっていますが、どれも由来や意味は伝えられていません。ただ、「先駆者」という花言葉は、織田信長が家紋としてボケを用いていたことに由来しているとされています。
花色は、白、赤、ピンク、オレンジ。
開花時期は、3~5月。