白雲木(はくうんぼく) ・ 矢筈豌豆(やはずえんどう)
●白雲木(はくうんぼく)
ハクウンボクは5月~6月に穂状の白い花が垂れ下がるようにして開花する落葉高木です。
咲いている花の姿が白雲に例えられることが名前の由来です。
同属のエゴノキと花が似ていますが、見分け方は「葉の形状」で見分けることができます。
ハクウンボクの葉の形はエゴノキより大きく丸い形をしています。丸くて面積がある葉はとても目を引き、葉の色が明るい緑色のため、開花中は白い花との色合いがとてもさわやかな印象です。
ハクウンボクの花言葉は「壮大」、「愛の旅」、「朗らかな人」。
開花時期は5月~6月。
●矢筈豌豆(やはずえんどう)
通称は烏野豌豆(からすのえんどう)。マメ科ソラマメ属の越年草でユーラシア大陸の暖温帯に分布します。
「ヤハズエンドウ」の名の由来は、葉の形が矢筈[やはず]に似ているからだそうです。
矢筈とは、矢柄[やがら]の本[もと](鳥の羽を付ける方)に、弓弦[ゆづる]を引っ掛けるため入れてある切れ込みのことです。
花言葉は、「絆」「小さな恋人達」。花色はピンク色。
開花時期は2~6月。