野いちご ・ 西洋采振り木(せいようざいふりぼく) ・ 石楠花(しゃくなげ)
●野いちご
一般にオランダイチゴ属のワイルドストロベリーと呼ばれます。和名を蝦夷蛇苺といいますが、バラ科の蛇苺とは別種属です。学名のFragariaは古ラテン語で野いちごを意味するFragumに由来します。アメリカでは奇跡を呼ぶハーブといわれ縁起の良い植物といわれています。
野いちごには、葉・花・実にそれぞれ花言葉があるそうです。
葉は「尊敬」・「愛情」、 花は「幸せな家庭」、 実は「成果が実る」。
●西洋采振り木(せいようざいふりぼく)
西洋産のザイフリボクという意味で、この名前が付いたようです。別名「ジューンベリー」です。バラ科の落葉小高木で山野に自生し葉は楕円形です。春に白色五弁の花を総状につけます。和名は花序を采配に見立てたものからきていうようです。果実は小球形で紫黒色に熟し食べられます。
開花時期は4~5月。果期は6月です。
●石楠花(しゃくなげ)
シャクナゲは、大きく豪華な花びらをつけることから「花木の女王」と呼ばれています。元々は高山の奥地にしか自生していなかったことから、ミステリアスな印象もあります。
花言葉の「危険」「警戒」は、採りに行くのに危険を伴うことから、また、「威厳」「荘厳」は、高山の奥地に咲いている様子に由来しています。
開花時期は、3~6月。