牡丹(ぼたん) ・ モチつつじ ・ 海芋(かいう)


■牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺・光則寺

牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影 
牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影 

●牡丹(ぼたん)長谷寺・光則寺

 

 

花名は、中国名の「牡丹」の音読みでボタンと呼ばれるようになりました。

 

花言葉の「風格」は、絹のように薄く大きな花びらが幾重にも重なり、まり状にまとまったその花姿にちなみます。ボタンとシャクヤク(芍薬)の花はよく似ています。

 

ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本です。やや小ぶりで端麗・若々しい印象をあたえるシャクヤクに対して、ボタンには重厚で凛々しい雰囲気があります。女性の美しさを形容する言葉として「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があります。これは、シャクヤクが長い茎の先端に花をつけるのに対して、ボタンは葉の上に座っているかのように咲くことにちなみます。

 

開花時期は、10~5月。

牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  
牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  
牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  
牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  

牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  
牡丹(ぼたん) 鎌倉長谷寺 170428撮影  

■モチつつじ 鎌倉光則寺

モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影
モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影

●モチつつじ 光則寺

 

 

アカマツ林など、明るい林内や林縁に生え、高さは1~2メートルになります。葉は楕円形から卵形で互生し、枝先に集まってつきます。4月から6月ごろ、淡い紅紫色の花を咲かせます。花冠は深く5裂し、上萼片には濃紅色の斑があります。雄しべはふつう5個ですが、ときに6~10個のものがあります。萼片や花柄には腺毛が密生し、よく粘ります。雄しべが10個あるものは「アワノモチツツジ(阿波の餅躑躅)」と呼ばれます。

 

花言葉は「節制」。

開花時期は4~6月。

モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影
モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影

モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影
モチつつじ 鎌倉光則寺 170428撮影

■海芋(かいう) 鎌倉長谷寺

海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影
海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影

●海芋(かいう)(カラー)長谷寺

 

 

初夏に、矢じり形や矛形の葉の間からすらりと伸ばした茎先に、くるりと漏斗状に巻いた赤や白、黄、ピンク色などの苞(ほう)に包まれて、黄色い棒状の花(肉穂花序)が咲きます。

 

花色は、白、ピンク、黄、オレンジ。

 

花言葉は、「素敵な美しさ」「乙女のしとやかさ」「清浄」。

開花時期は、4~6月。

海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影
海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影

海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影
海芋(かいう) 鎌倉長谷寺 170428撮影