常磐万作(ときわまんさく) ・ 紅花詰草(べにはなつめくさ) ・ 躑躅(つつじ)
●常磐万作(ときわまんさく)
春になるとリボンのような細長い花を咲かせる樹木です。
花の名前は、常緑を意味するトキワ(常盤)と花の形がマンサク(満作)に似ていて、紅色の花が咲くことから名づけられたそうです。白や濃いピンク色の花を咲かせます。
特にピンクは、恋愛を象徴する色であることから、「私から愛したい」という花言葉が付けられました。
開花時期は3~5月。
●紅花詰草(べにはなつめくさ)
春から初夏にかけて、鮮やかな緑の三小葉の葉をつけた茎をまっすぐ伸ばして、濃い紅色の小さな蝶形花が円錐形に集まって、次々と咲きます。
別名はストロベリーキャンドル。花の名は、イチゴのような形の花穂がロウソクを灯したように見えることから名づけられたそうです。
花言葉「素朴な愛らしさ」は、真っ赤に熟したつぶらなイチゴの果実のようにあどけなさを感じさせる花の印象に与えられたのでしょう。
開花時期は4月~6月。
●躑躅(つつじ)
春に庭や公園、野山で、よく分枝した枝先に白や赤、ピンク、紫に、咲き分けや絞りなど色とりどりの一重咲きの花があふれるように咲きます。
花の名は、連なって咲くツヅキ咲き、花の形の筒咲きが由来とされ、見る人の足を引き止める花の美しさから、漢名でたたずむの意味の躑躅(てきちょく)があてられたといわれています。
赤いツツジの花言葉「恋の喜び、白いツツジの花言葉「初恋」。
開花時期は、4~5月。