チェリーセージ ・ 灯台草(とうだいぐさ) ・ 陽光桜(ようこうざくら)
●チェリーセージ
チェリーセージは、鮮やかな赤い花がかわいらしいハーブです。春から秋までによく枝を伸ばし、枝分かれした茎先や葉の脇から舌のような形をした鮮やかな真紅の花を穂状に咲かせます。全体的に自然な雰囲気を持ち、1度に咲く花数が少ないので、控えめな印象を与えます。草丈は0.5~1.5mほどになり、大きく育つとこんもりと茂ります。ハーブとして利用されるほか、ナチュラルガーデンやイングリッシュガーデンにもよく植えられています。
花言葉の「燃ゆる思い」は、花色が、燃えるような真紅色をしていることに由来しています。また、賢いや賢人といった意味を持つ「sage」と同じつづりであることから、「知恵」という花言葉が付けられました。
開花時期は、5~11月。
●トウダイグサ(灯台草)(ユーフォルビア)
北半球の広い範囲に分布し、日本では本州から南の地域で見ることができるユーフォルビア属の植物です。二年草で、ヘラ状の緑鮮やかな葉っぱを互い違いに生やします。見た目が燈台に似ていることから、名付けられました。原産地はブラジルです。
花言葉は、「ひかえめ」「地味」。
開花時期は3月~6月。花色は黄緑色。
●陽光桜(ようこうざくら)
陽光桜の開花時期はソメイヨシノよりも少し早めで、陽光桜が散り始める頃にソメイヨシノが満開になるという感じで咲きます。陽光桜は、天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出されました。作者は愛媛県の高岡正明氏。
陽光桜は世界中で平和のシンボルとして植樹が行われ、トルコ・イタリア・リトアニア・チュニジア・メキシコ・スリランカ・カンボジア・ベトナム・タイ・中国・台湾・韓国など約20の国と地域で咲き誇り、「平和の使者」としての使命を果たしています。