蠟梅の実(ろうばい) ・ スモモの実
●蠟梅の実(ろうばい)
蝋梅(ロウバイ)とは、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属の広葉の落葉低木の一種です。「梅」という名がついていますが、蝋梅は梅の仲間ではなく、バラ科サクラ属には属してしていません。花の形が梅の花に似ているからですが、花が落ちた後につける果実は梅の種とは全く違う形をしています。
花言葉は、「慈愛」「優しい心」「先見」「先導」。「慈愛」「優しい心」は、花の少ない冬の時期にひっそり黄色い花を咲かせることから由来していて、「先導」「先見」は、春に咲く花より先だって咲くことから由来しているといわれています。
早いモノは12月頃に、遅いモノでも2月頃に葉に先駆け、梅に似たロウ細工の様な半透明の黄色い花をうつむき加減に咲かせます。
●スモモの実・花 ニッポンスモモ(日本季)
スモモの花は同じバラ科の梅や桜、モモの花に似ていますが、花柄や咲き方に違いがあります。
スモモの花柄は梅や桃に比べて長く、花芽1節につき3~5個、花びらが丸いのが特徴です。
「スモモ」という名前の由来は、「果実がモモに似ていること」と「酸味が強く酸っぱいこと」から「酸っぱいモモ」→「スモモ」と呼ばれるようになったというのが有力な説なようです。
開花は3月下旬頃~4月中旬。
スモモの花言葉は「忠実」「貞節」「独立」「疑惑」「甘い生活」「誤解」「困難」です。