陽光桜(ようこうざくら) ・ オカメザクラ
●陽光桜(ようこうざくら)
陽光桜の開花時期はソメイヨシノよりも少し早めで、陽光桜が散り始める頃にソメイヨシノが満開になるという感じで咲きます。
陽光桜は、天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出されました。作者は愛媛県の高岡正明氏だそうです。
陽光桜は世界中で平和のシンボルとして植樹が行われ、トルコ・イタリア・リトアニア・チュニジア・メキシコ・スリランカ・カンボジア・ベトナム・タイ・中国・台湾・韓国など約20の国と地域で咲き誇り、「平和の使者」としての使命を果たしています。
●オカメザクラ
沖縄のヒカンザクラ(寒緋桜)とマメザクラ(豆桜・富士桜)を交配して、イギリスのサクラ研究家イングラム氏によって作られたのが「オカメザクラ」だそうです。
オカメザクラは早咲きのサクラで、ソメイヨシノ(染井吉野)より2週間ほど早く3月中旬から咲き始めます。
花はカンヒザクラとの交配種なので色が濃く、特に萼(ガク)が濃い紅色で目立ちます。