楓の翼果(カエデのよくか) ・ 金宝樹(きんぽうじゅ・ブラシノキ))
●楓の翼果(カエデのよくか)
楓の翼果、初めて観ました。
この翼果は、文字通り、翼を持つ果実(種)です。紅のプロペラ状の翼で風を受け、中にある種を遠くまで運ぶそうです。
カエデの仲間の種子は、「翼果(よくか)」とよばれる2枚の羽をもつ果実の中にあり、この一枚の羽の片方の先端に種があります。
一見アンバランスな形に見えますが、羽の長さと種の重さは、カエデ独特の回転ができるよう絶妙なバランスで保たれているそうです。
●金宝樹(きんぽうじゅ)(ブラシノキ)
まるで瓶を洗うブラシの様な花「ブラシの木」。花びらに見えるのは「おしべ」で、ブラシのような花序の先端から枝を伸ばします。
長い主軸に花柄のない緑の花を多数つけ、茎の先端に花をつけます。ブラシのような形で茎の先からも枝が伸び、花は開花後まもなく落ちます。
花色は(おしべの色)、赤、白、乳白色。花言葉は、「恋の炎」「恋の火」。
開花時期は、5~6月。