八重桜(やえざくら) ・ 大手毬(おおてまり) ・ 花水木(はなみずき)
●八重桜(やえざくら)
ポンポンのようにたくさんの花びらをつける八重桜。4月中旬~5月上旬頃に、無数の花びらを散らせる姿は、春の終わりと夏の訪れを告げてくれます。八重桜はバラ科サクラ属の落葉広葉樹で、花びらがたくさんある桜の総称です。通常の桜の花びらは5枚なのに対し、八重桜は何枚もの花びらを重ねてつけることが特徴です。
「豊かな教養」「善良な教育」という花言葉は、幾重にも重なった花びらに、積み重ねられた知識や知恵をなぞらえたものといわれています。別名は牡丹桜。
開花時期は、4/中~5/上旬。
●大手毬(おおてまり)
小さな花が集まった様子が、手毬に似ていることから名付けられたオオデマリ。その姿はアジサイに似て、とても可憐な雰囲気をもっています。また、冬には紅葉を楽しむこともできます。オオデマリは、花付きがよく、真っ白な花をまとまって咲かせます。
その姿の美しさから、「優雅なたしなみ」「華やかな恋」という花言葉が生まれました。
開花時期は、4~6月。
●花水木(はなみずき)
ハナミズキはアメリカを代表する木でバージニア州とノースカロライナ州の州花にもなっています。日本がワシントンDCに桜を送ったお返しにハナミズキが送られてきました。日本人が桜を愛するように、アメリカではハナミズキは最も愛される花の一つです。
4月~5月頃まで白やピンク、赤色の花を楽しむことができます。一番の見頃は4月中旬~下旬ですが、開花後の秋、10月頃にむけて赤い実をつけ、晩秋には紅葉を楽しむことができます。
英語の花言葉は、『durability(永続性、耐久性)』。
開花時期は、4~5月。