カルミア ・ 車輪梅(しゃりんばい) ・ 春紫苑(はるじおん)
●カルミナ(アメリカ石楠花)
属名の学名「Kalmia(カルミア)」は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前にちなみます。花笠のような花姿から花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)の別名もあります。初夏の花で花色は白、ピンク、紫など。
花言葉の「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来するといわれます。
開花時期は、5~6月。
●車輪梅(しゃりんばい)
5月に、光沢のある濃い緑色の葉や枝先を埋めつくすように、白い小さな花がいっせいに咲き、秋になると少し粉をふいたような黒紫色に熟した実がたくさんなります。花の名は、葉が枝先に車輪のように放射状に集まり、白い5弁の花が梅の花に似ていることから名づけられました。
花言葉「純真」は、降り積もるように咲く白い花の清らかさをたとえたと言われます。
●春紫苑(はるじおん)
ハルジオンは、キク科の多年草で、白やピンクの細かい花びらを持つ野草です。同じキク科で秋に咲くシオン(紫苑)にちなんで、春に咲くシオン(紫苑)ということでハルジオン(春紫苑)という名前が付けられたと言われています。
開花時期は4月~6月。
ハルジオンの花言葉、「追想の愛」。