立葵(たちあおい) ・ 美容柳(びようやなぎ)
●立葵(たちあおい)
立葵は、6~8月の頃に花を咲かせます。梅雨入り頃から茎の下の方から花が咲きはじめ、徐々に上の方の花が咲いていきます。てっぺんの方の花が咲くと、梅雨が明けるといわれています。
一年草と多年草のタイプがあり、ハイビスカスに似た花を茎の先にいくつも咲かせます。
タチアオイは、もともとは中国原産と考えられていました。ただ、現在ではトルコや地中海沿岸を原産とする植物の雑種とする説が有力といわれています。
タチアオイにはたくさんの実がなることから「大望」「野心」「豊かな実り」という花言葉が付けられました。
花色は、白、赤、ピンク、オレンジ、黄、黒、紫、複色など。
開会時期は、6~8月。
●美容柳(びようやなぎ)
初夏になると、向き合う2枚の細長い葉が互い違い(十字対生)について枝分かれした細い枝先に、鮮黄色の5弁花が、たくさんの長いおしべが突き出して次から次へと咲きます。
花言葉の「気高さ」は、花弁につやがあり、梅雨の中でも金色に光り輝くような花の美しさがあることからと言われています。
開花時期は、6~7月。