岨菜(そばな) ・ 石榴(ざくろ) ・ 透百合(すかしゆり)
●岨菜(そばな)
夏の日に揺れる岨菜は涼やかに咲きます。
岨菜(ソバナ)はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く全体をみると円錐形になる)を出し、淡い紫色をした鐘形の花を疎らにつけます。
草丈は50センチから100センチくらいです。
花言葉は「清らかな愛」開花時期は7月から9月である。
●石榴(ざくろ)
ザクロの特徴は、赤く先端がとがっている果皮、実が熟すと裂けます。
ザクロの名前の由来には諸説あり、原産地とも考えられるペルシア湾東方の「ザグロス山脈」の名にちなんだという説などがあります。
ザクロの実の花言葉「愚かしさ」は、うっかりザクロを食べてしまったギリシア神話に由来。
もうひとつの花言葉「結合」は、ザクロの果実の粒が集まっているところからきているようです。
開花時期は、6月。
●透百合(すかしゆり)
スカシユリ(透百合)はユリ科ユリ属の海岸の砂礫地や崖などに生える耐寒性球根植物です。
花の名の由来は、花びらが重ならずに、隙間があることからスカシユリ(透百合)と呼ばれているそうです。日本が原産地となっています。花色は白色、黄色、オレンジ色、赤色など。
花言葉は「注目を浴びる」「親思い」。開花時期は、4~6月。