合歓の花(ねむのはな) ・ 七変化(しちへんげ) ・ フェイジョア
●合歓の花(ねむのはな)
合歓木(ネムノキ)は、この植物が夜になるとゆっくりと葉を閉じることから「眠りの木(ねむりのき)」が転訛して、ネムノキになったといわれます。
夜になると葉を合わせるように閉じる習性から中国ではネムノキが夫婦円満の象徴とされています。
花言葉の「歓喜」「胸のときめき」はこれにちなむともいわれます。
●七変化(しちへんげ)(ランタナ)
黄、オレンジ、赤などの鮮やかな小花が半球形に群れるように咲くランタナ。
外側から内側へ咲き進むにつれて花の色が変化することから「七変化(しちへんげ)」の別名があります。
花言葉の「心変わり」は、花色が徐々に変化することに由来します。「合意」の花言葉は、小花が半球形に集まって咲く姿にちなみます。
花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫など。開花時期は、6~10月。
●フェイジョア
フェイジョアは、キフトモモ科・フェイジョア属の低木果樹です。
熱帯性の植物ですが耐寒性があるので、温かい地域であれば庭木としても育てられ、夏にはトロピカルフルーツを実らせてくれます。大きくなると、3~5mほどまで生長し、白や赤の花を5~8月頃に咲かせます。
花びらは外側が白色で厚く、内側は紫赤色で、花の中から真っ赤な雄しべを放射線状にたくさん伸ばしています。花びらは甘みがあるエディブルフラワーで、食べることもできます。
花言葉は、「実りある人生」「情熱に燃える心」。開花時期は、5~8月。