捩花(ねじばな) ・ 梔子の花(くちなし)
●捩花(ねじばな)
捩花はラン科の多年草です。属名の学名「Spiranthes(スピランセス)」は、ギリシア語の「speira(らせん)」と「anthos(花)」を語源とし、花穂がらせん状にねじれることにちなみます。
和名の「捩花(ネジバナ)」は、花茎の周りをらせん状に花が並んで咲くことに由来します。
花のねじれの方向は、「左巻き」に限定されているわけではなく、右巻きのものもあります。
花言葉は、「思慕」。花色は、淡紅、ピンク、白。
開花時期は、6~9月。
●梔子の花(くちなし)
初夏の風に鼻をくすぐる甘い香りを放つクチナシの花。
クチナシは、ジャスミンのような香りがするので英語では「ケープ・ジャスミン(Cape jasmine)」と呼ばれています。
ケープは喜望峰(Cape of Good Hope)のことです。もともと一重咲きのクチナシ。品種改良によりバラのような八重咲きの品種も作り出されておりガーデニアとも呼ばれています。
花言葉は、「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」。
開花時期は、6月~7月。