葛の花(くずのはな) ・ 沢蓋木の青い実(さわふたぎ)
●葛の花(くずのはな)
季語は初秋。秋の七草の1つとして万葉集にも歌が詠まれ、古くから観賞用の植物として日本人に親しまれてきました。
また、漢方薬の葛根湯や、くずきりや葛餅など和菓子の材料としても利用され、日本人にとってはなくてはならない身近な存在の植物となっています。
薬として使われることから、「芯の強さ「「活力」「治癒」「根気」といった力強い花言葉が付けられたとされています。
開花時期は、8~9月。花色は紅紫色。
●沢蓋木の青い実(さわふたぎ)
サワフタギは雄雌同株で、春5月頃に白い花を咲かせ、木の中では珍しい青色の実をつける樹木です。
「沢蓋木」という名前の由来は、枝を横に伸ばし、沢に蓋をするような木であるためとされています。
緊張感」という花言葉がありますが、由来ははっきりとしていません。
開花時期は5月~6月。花色は白。