蔓日々草(つるにちにちそう)2 ・ 仏の座(ほとけのざ)2
●蔓日々草(つるにちにちそう)
早春から初夏まで、つるになって横にどんどん伸びて節から根を出し地面をおおう茎がまっすぐに立ちあがり、茎先や葉のわきに、筒形の花びらが5枚に分かれた美しい青紫色の花が咲きます。花の名は、つる性で日ごとに新しい花を咲かせることから名づけられました。
花言葉は、 幼なじみ、朋友、楽しき思い出、優しい追憶。「楽しき思い出」は、思想家ジャン・ジャック・ルソーの恋の思い出の花であることからつけられたそうです。
●仏の座(ほとけのざ)
ホトケノザは、シソ科の一年草です。茎を取り囲むようにつく葉がという仏さまの蓮華座に見立てられ、「仏の座」という名前がつけられたといわれています。花言葉も、蓮華座に座る仏さまを連想したものとも言われ、全国の道端や草むらに生えている野草です。
春の七草にも「ホトケノザ」が登場しますが、この植物ではなく、キク科の小鬼田平子(コオニタビラコ)のことを指しています。ホトケノザの葉や茎は毒は持ちませんが、食用には向きません。花の蜜は甘く、子どもがそれを吸って遊ぶこともあります。
花言葉は「調和」「輝く心」。開花時期は、2~5月。