蔓日々草(つるにちにちそう) ・ 馬酔木(ばすいぼく・あせび)
●蔓日々草(つるにちにちそう)
早春から初夏まで、つるになって横にどんどん伸びて節から根を出し地面をおおう茎がまっすぐに立ちあがり、茎先や葉のわきに、筒形の花びらが5枚に分かれた美しい青紫色の花が咲きます。花の名は、つる性で日ごとに新しい花を咲かせることから名づけられました。
花言葉は、 幼なじみ、朋友、楽しき思い出、優しい追憶。「楽しき思い出」は、思想家ジャン・ジャック・ルソーの恋の思い出の花であることからつけられたそうです。
花色は紫色。開花時期は3月~5月。紫色をした常緑性つる植物です。
●馬酔木(ばすいぼく、あせび)
鈴のような白い花を、枝いっぱいに咲かせるアセビ。アセビとは、ツツジ科・アセビ属に分類される常緑性の低木です。葉や茎に含まれる有毒成分よって「足がしびれる」ことが変化して「アセビ」と名付けられました。別名は葉っぱを食べた馬が酔っ払ったようにふらふらしてしまったことから、馬酔木と名付けられたようです。
開花時期は2~4月、ドウダンツツジに似た釣り鐘型の花を茎に連なって咲かせ、枝から吊り下がります。
花言葉は、「犠牲」「献身」。万葉集にも詩が詠まれるほど古くから栽培されている低木です。