文目(あやめ) ・ 要黐の花(かなめもちのはな)
●文目(あやめ)
アヤメは、山野中の草地に自生する植物です。紫色をした独特の花姿が印象的で、生け花の花材などとして古くから親しまれてきました。
名前の由来は、葉っぱが並列に立っている姿が、木目に合われる「文目」という模様を思わせることからと言われています。草丈30~60cmに生長し、高く伸びた茎の先に1~3輪花を咲かせます。
花びらは中心に6枚、外側に3~4枚あり、反り返って独特の形をしています。
花の付け根は色が薄くなっており、網目が入っていることが特徴です。葉っぱは細長く、まっすぐ立つように生えています。
花言葉は、「よい便り」「メッセージ」「希望」。
開花時期は、4~6月。
●要黐の花(かなめもち)
カナメモチは、生垣に使われることの多い庭木の1種です。真っ赤な新芽は、庭に彩りを添えてくれます。
見た目がモチノキに似ていることから「要黐(カナメモチ)」と名付けられたそうです。
葉っぱは、肉厚で光沢があり、縁に細かいギザギザがあります。新芽が赤く染まることが特徴で、徐々に緑色へと変化していきます。
たくさんの枝を伸ばし、春になると真っ白な小さな花を咲かせます。
花言葉は、「賑やか」。