赤詰草(あかつめぐさ) ・ 山法師(やまぼうし) ・ 小手毬(こでまり)
●赤詰草(あかつめぐさ)
散策路に今年も赤詰草が咲きました。野草花で葉っぱは虫食いだらけですが・・。
晩春から初夏に、まっすぐ伸びて枝分かれした茎の上部の白い模様がある葉のわきから、花穂を出して紅紫色の小さな蝶形花が集まって球形に咲きます。花の名は、葉や紅紫色の花がシロツメクサ(白詰草)の花や葉姿に似ていることから名づけられました。
花言葉の「豊かな愛」は、小さな花がたくさん集まって球形に咲くピンク色の花が一面に咲き広がることからつけられたようです。
開花時期は、4~8月。
●山法師(やまぼうし)
今山法師があちこちに咲いています。山法師は古風な名前にぴったりな真っ白い花をつける樹木ですが、この落ち着いた白い花型が良いですね。
総苞片が見られるのは5~7月頃で、先端の尖った花のような総苞片を4枚広げ、その中心に黄緑色の小さな花が球状に集合しています。9月頃には実が赤く熟し、その後11月上旬頃には紅葉を楽しむことができます。
花言葉は、「友情」。
開花時期は、5~7月。
●小手毬(こでまり)
コデマリは、春に小さな白い花を手毬のように咲かせる花木です。
葉っぱが見えないほどびっしり花を咲かせ、枝が垂れるようにさきます。中国南部原産の落葉低木で日本に渡ってきた時期は分かっていませんが、江戸時代から庭木として栽培されていたといわれています。「葉っぱは、縁にギザギザがあり、くっきりとした葉脈が特徴です。秋には紅葉し、冬には葉を落として枯れます。
花言葉は、優雅」「上品」。
開花時期は、4~5月。