矢筈豌豆(やはずえんどう) ・ カルミア ・ 大金鶏菊(おおきんけいぎく)
●矢筈豌豆(やはずえんどう)
散策路に昨年より2週間ほど早くピンクがきれいな矢筈豌豆が咲きました。
通称は烏野豌豆(からすのえんどう)。マメ科ソラマメ属の越年草でユーラシア大陸の暖温帯に分布します。「ヤハズエンドウ」の名の由来は、葉の形が矢筈[やはず]に似ているからだそうです。矢筈とは、矢柄[やがら]の本[もと](鳥の羽を付ける方)に、弓弦[ゆづる]を引っ掛けるため入れてある切れ込みのことです。
花言葉は、「絆」「小さな恋人達」。花色はピンク色。
開花時期は2~6月。
●カルミア(アメリカ石楠花)
属名の学名「Kalmia(カルミア)」は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前にちなみます。花笠のような花姿から花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)の別名もあります。初夏の花で花色は白、ピンク、紫など。
花言葉の「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来するといわれます。開花時期は、5~6月。
●大金鶏菊(おおきんけいぎく)
早くも、大金鶏菊が咲きました。昨年は6月前半でしたので、今年は早いですね。
大金鶏菊は北アメリカ原産で、2006年2月に「特定外来生物」に指定されています。金鶏菊の名前の由来は、花の色を金鶏(黄色の鳥)に見立てたと言う説と、金色に輝き花の形が鶏の鶏冠(とさか)に似ているからと言う説があります。
花言葉は、「いつも明るく」「きらびやか」「新鮮で華やか」。
開花時期は、6~8月。