酔仙翁(すいせんのう) ・ 美容柳(びようやなぎ)
●酔仙翁(すいせんのう)
晩春から夏に、やわらかな白い綿毛でおおわれた茎の上部で枝分かれを繰り返しながら、銀白色の葉の間からすっと伸びた茎先に、紅紫色の五弁花が一輪ずつ次々と咲きます。
花の名は、センノウ(仙翁)の仲間で赤い花を酔って赤くなった顔にたとえて名づけられました。赤い花をほろ酔いの仙人(仙翁)にたとえたともいわれています。
花言葉の「私の愛は不変」は、よく分枝する茎先に鮮やかな紅紫色の花が次々と咲き、長い間楽しめることからつけられたそうです。
●美容柳(びようやなぎ)
初夏になると、向き合う2枚の細長い葉が互い違い(十字対生)について枝分かれした細い枝先に、鮮黄色の5弁花が、たくさんの長いおしべが突き出して次から次へと咲きます。
花言葉の「気高さ」は、花弁につやがあり、梅雨の中でも金色に光り輝くような花の美しさがあることからと言われています。
開花時期は、6~7月。