洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう) ・ 牡丹臭木(ぼたんくさぎ)
●洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)
初夏から秋にかけて、紅紫色の茎先が枝分かれし、次々と花穂をつけて四方に広がりながら、花弁のない淡い紅色を帯びた白い小花が咲いて緑の実を結び、秋に黒く熟します。
花の名は、外来(外国産)のヤマゴボウの意味で、ヤマゴボウは地中深くまで入っている太い根がゴボウに似ていることから名づけられました。
花言葉「野生」は、明治初めに渡来して、実を食べた鳥にタネを運んでもらって繁殖し、今では空き地や道端でたくましく雑草化していることからつけられたと思われます。
有毒植物です。開花時期は夏~秋。
●牡丹臭木(ぼたんくさぎ)
夏に、枝先に紅色のつぼみがぎっしりと集まってつき、淡い紅色の小さな五弁の花が次々と開いて、大きいドーム形の花が広い葉の上に咲きます。
花の名は、枝や葉に特有の臭いがあるクサギ(臭木)の仲間で、ボタンの花のように豪華に咲くことから名づけられました。
花言葉は、「輝く美しさ」「運命」。
開花時期は、7~11月。花色は、赤、紫。