沈丁花(じんちょうげ)
●沈丁花(じんちょうげ)
沈丁花は、梔子や金木犀と並んで三大香木の1つとされる、春にピンクの花を咲かせる樹木です。
花のさわやかな甘い香りは、香水としても利用されています。ピンク色の小さな花を20個ほど枝の先端に咲かせ、満開になると小さなポンポンのような花姿になります。
沈丁花の花として知られているピンクや紅色の部分は、正確にいえば花びらではありません。
花びらのように見えるのは、「萼(ガク)」という花びらの下に生えてくる葉っぱのことです。
この萼が変形して色づいた部分を、一般的に沈丁花の花びらと呼んでいます。
花言葉は、「不死」「不滅」「永遠」。
開花時期は、2~4月。